人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ハイキングに行った記録を書き込みます


by 23313

前鬼~釈迦ケ岳~八経ケ岳~狼平~坪内

大峰山系に縦走に行く。
大峰山系は、山上ケ岳、大普賢岳、稲村ケ岳、観音峰、八経ケ岳と登っているが
日帰りか、前泊の日帰りかしたことがない。
今回、避難小屋泊まりでの縦走をしてきた。
メンバー 単独
5月3日
天候   晴れ
大和上市からのバスは満員だった。ほとんどが登山客。
湯森温泉からの乗り換えのバスも満員。和佐又口行きのバスを臨時に出していた。
前鬼口で6,7名降りる。前鬼口から南へ行く人、北へ行く人といた。
前鬼口には自動販売機があり、お茶を買いおにぎりの昼食。
長い舗装道路を歩く。途中で見た滝は見事。
前鬼の小屋についたのが15時過ぎ。当方が最後に到着だ。バスで一緒だった人から
今からでは、かなり遅くなるよと言われた。
すでにテントが張られていた。気持ちのよさそうなところだ。
ここから、今夜の宿、深仙ノ宿まで山道を登っていく。途中下って来る人と出会う。
林の中の道を沢沿いにずっと歩く。途中沢の水が出ている。
ようやく稜線に出るがかなり暗くなっている。
人が一人立っていた。深仙ノ宿から散歩にしては遠すぎると思っていると。稜線に
テントを張っていた。
暗くなる山道を歩いてようやく深仙ノ宿に到着。いくつかテントが張ってあった。
あたりはすっかり暗い。
避難小屋に入るとすでに3名の人がいた。当方で4人目でちょうど空いていたので
小屋に泊まることにする。万一満員の場合は、簡易テントを持っているが泊まれて
良かった。風が強く吹いておりゴーゴーとすごい音。ストーブの音もかき消されるほど。
簡易テントでは持たないような風だ。冬用の寝袋でちょうどよいくらいだった。
前鬼口12時30分に出発し深仙ノ宿に19時10分に到着。
5月4日 晴れ
朝の3時ごろから他の人は起き出し4時には出発していた。玉置山に向かうという。
当方のみ、5時半に出発。朝焼けは見たが、日の出を見損なった。
途中、霜柱を見かける。かなり冷えたようだ。
7時過ぎに釈迦ケ岳山頂に到着。360度の眺望素晴らしい。
北側から来る登山者もいて、どこからと思ったら楊枝ガ宿で泊まったとのこと。
釈迦ケ岳からは少しの間、岩場があるがそれほどすごくはない。
快調な尾根歩き。遠く身線小屋の屋根が白く光るのが見える。東側の山並み
熊野灘や西側の山並み、太平洋もなんとなく見える。途中、仏生ケ岳に寄ろうとして道を失って迷って時間をロス。法螺貝の音が聞こえ、3人連れの行者さんに会う。
楊枝ガ宿で水を汲んで、さらに歩く。途中で左足がちょっと痛む。こんなところで
動けなくなったら大変と緊張する。こんなことは初めてだ。ばてるのは時々あるが。
今回は、山行で荷物が普段の3倍、10kgを超えているのが応えているよう。
左足を庇いながら歩く。今日は暑いのか、口がからからになる。久しぶりにたくさん
水を飲む山行だ。
なかなか八経ケ岳につかない。
山頂についた時は、ガスが出てきて今日歩いたコースが見えなかったのは残念。
まあ、以前に日帰りで来たからいいか。
弥山に向かって歩いていると、登山者から声をかけられる。弥山のキャンプ場が
いっぱいなので楊枝ガ宿まで行くという。元気な人だ。
弥山のキャンプ場は、テントがいっぱい。すでに夕食を食べていた。
狼平を目指して下る。ちょうど風が吹いて、八経ケ岳が見える。北側の斜面には
雪がたくさん残っている。
狼平に到着。小屋に入るとすでに3人。2階はがら空きということだが、疲れている
ので1階で寝ることにする。
深仙ノ宿5時30分発  狼平18時30分着。
5月5日 曇りのち雨
朝6時半に出発。今日は下山。
歩きだしてしばらくすると、左足が痛くなってきた。回復していないよう。今日はどうなる
ことやら。
山道を下るが今日のコースは展望はない。栃尾辻から坪内へ行こうとするとロープが
張ってある。通行止め?何も書いていないので、そのまま行く。
途中から雨が降ってきたので雨具をつける。
山道から林道に出たところで、平成23年の雨で、林道、登山道が崩壊したので天川川合
のルートを行くよう案内が。そうだったのか。
よくわからないが、そのまま山道をくだる。突然崩壊地に遭遇。すでに斜面対策の工事が
進められている。しかし、途中から土砂崩れのまま。四苦八苦して斜面を下り、もう一度
登ると登山道が見えた。雨具がドロドロになってしまった。
山道を下ると、工事現場で立ち入り禁止になっていた。崩壊箇所は坪内の集落のごく近く。
天ノ川温泉に12時過ぎに到着。
風呂を入って、出てきたら次のバスは15時半ごろ。しょうがないので、休憩室でテレビを見て
待つ。

今回、大峰山系を宿泊したが素晴らしかった。苔むす木々。山並み。南アルプスを彷彿させる
(こちらの道の方が先輩格かも)。
コースタイムの2倍ぐらいかかってしまったが。小屋で一緒だった人でのんびり歩いている人も
いた。次はもっとゆっくりした計画で縦走を計画したい。
それから事前にいろいろ情報を集めていないとダメだと反省。
ネットで調べたら、坪内ルートの崩壊のことも載っていた。




前鬼~釈迦ケ岳~八経ケ岳~狼平~坪内_c0029332_12371823.jpg

前鬼~釈迦ケ岳~八経ケ岳~狼平~坪内_c0029332_12371886.jpg

前鬼~釈迦ケ岳~八経ケ岳~狼平~坪内_c0029332_12371944.jpg

by 23313 | 2014-05-06 19:41 | 奈良県の山 | Comments(0)